新型コロナウイルスの感染拡大で入院患者を受け入れる病院の病床がひっ迫する中、兵庫県が借り上げた姫路市のホテルで、１３日夜から軽症の患者の受け入れが始まりました。
姫路市にある「ホテルリブマックス姫路市役所前」では、病院に入院している人のうち発熱などの症状がない人を１３日から受け入れることになり、午後８時すぎ、患者を乗せた救急車がホテルに到着しました。
これに先だって、１３日、最終準備の様子が公開され、感染拡大を防ぐため、患者が往来する感染リスクが高い場所とスタッフが待機する場所を、色の違うテープを貼って区別するなどしていました。
また、感染対策に詳しい自衛隊員が、ホテルの従業員などに、アルコール消毒液を使った正しい手洗いの手順や、防護服やマスクの着脱方法などを説明しました。
このホテルには１４日以降も患者を移し、最大で７０人余りを受け入れることになっていて、医師や看護師が体調管理を行うほか、従業員が食事やごみの処理などの生活支援にあたります。
運営を担当する兵庫県消防課の北田輝彦課長は「専門家の助言を受け患者との動線を区別するなど、感染対策を行った。ホテルの従業員を含め、スタッフの安全管理を徹底する」と話していました。
兵庫県内では、重症者の病床を確保するため、このホテルのほか、神戸市の宿泊施設でもすでに軽症の人の受け入れが始まっています。
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April 13, 2020 at 04:37AM
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姫路のホテルで軽症者受け入れへ｜NHK 兵庫県のニュース - nhk.or.jp
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