福岡県内では連日300人前後の新たな感染者が確認されています。
3連休の福岡でも危機感が高まっているようです。
10日の福岡空港ー
◆記者
「先ほど東京からの便が到着しましたが、荷物を待っている人たちはかなり少ないですね」
10日の福岡空港、東京からの便が到着しても客の姿はまばらです。
◆神奈川に帰省していた人
「(帰省では)なるべく家にいるようにしました。こっちでも人には会わないようにしておこうかなと、2週間とかは」
◆東京からの会社員
「不動産の契約とかをするんですけど、どうしてもオンラインでできない。法律でできないようになっている。昼12時に博多でお約束があるので、1時間半から2時間くらい。15時半の飛行機で帰ります」
逆に、東京など関東に向かう人たちは…。
◆羽田行きの利用客
「ちょっと帰るの怖いなって。極力必要以外の外出は控えようと思います」
◆成田行きの利用客
「海外に住んでいるので帰ります」
Qどちらの国に?
「グアムに」
Qグアムの感染状況は?
「今は落ち着いていてワクチンの接種が始まっているので大丈夫かなと」
◆記者
「3連休最終日の天神ですが休日にしては人出は少ないですね。また渡辺通の方を見ても、交通量は少なく渋滞もしていません」
緊急事態宣言は出されていない福岡県内。
一方で感染者の数は高止まりが続いています。
そんな中、新型コロナ感染対策の「急所」に挙げられているのが飲食店です。
福岡市中央区大名の「ごはんや・松毬」。
1月の予約状況を見せてもらうとー
◆ごはんや松毬 松岡拓哉さん
「すごい寂しいでしょ、金曜日で4人ですよ。この辺もブランクで」
Qこの予約状況はどう?
「死にそうです。もう伝説の店になります、半年くらいで閉まってしまう伝説の店」
この店がオープンしたのは、感染がやや落ち着いた2020年10月。
飲食業界で15年働いてきた松岡さんにとって、自分の店を持つのは長年の夢でした。
◆ごはんや松毬 松岡拓哉さん
「コロナの一番最初の3月くらいに元々入っていた店舗がダメになったので、居抜きであいたのでそこのタイミングで話が来た。ピンチはチャンスと思った」
アクリル板やオゾンで除菌する機器など、できる限りの感染対策も行い客も徐々に増えていました。
ところが、県内での感染が再び急増すると、予約のキャンセルが相次ぐようになりました。
◆ごはんや松毬 松岡拓哉さん
「(1日で)半分近くキャンセルされることもあった。大変というのに尽きる、自分で夢を見てやってきて夢が叶ったかなと思っているんですけど、やっていけるかなというのが一番」
少しでも売り上げを増やそうと、夜だけでなく昼は肉そばの店として営業しテイクアウトも始めました。
県内の感染拡大に歯止めがかからない中、小川知事は「経済と雇用への影響が大きすぎる」として現時点では飲食店に時短要請をしない方針を示しています。
こうした姿勢に松岡さんは…。
◆ごはんや松毬 松岡拓哉さん
「(店を)開けている分だけ経費もかかりますし人件費もかかりますので」
Q緊急事態宣言による時短要請については?
「出されるのであれば早い方がいい。早く対策した方がいいのは確か。そのためには協力金がないと閉めることもできない」
からの記事と詳細 ( 3連休の福岡 コロナ感染者急増で危機感 キャンセル相次ぎ飲食店は大打撃「いち早く対策を」|ニュース・天気|TNC テレビ西日本 - tnc.co.jp )
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