冬型の気圧配置の影響で、石川県内は各地で雪が降り続きました。気象台では、大雪による交通障害などに注意・警戒するよう呼びかけています。 11日午前11時現在の各地の積雪は白山河内で136センチ、加賀菅谷で127センチ、珠洲で85センチ、金沢で53センチなどとなっています。12日午前6時までの24時間に降る雪の量は、多いところで加賀と能登の平地で5センチ、加賀と能登の山地で10センチの見込みです。 こうした中、10日午後2時20分ごろ、内灘町大根布の焼き肉店の駐車場に止めてあった軽乗用車の運転席から、64歳の男性が意識不明の状態で倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。警察によりますと、当時、車のエンジンがかかった状態で、マフラーが雪で覆われていたということです。男性の死因は、一酸化炭素を吸い込んだことによる中毒死で、車の排気ガスが車内に流入したとみられます。 交通機関への影響も出ました。9日午前に大阪駅を出発した特急サンダーバード17号は、福井県内で大雪のため足止めになり、10日午後11時前およそ32時間40分遅れて金沢駅に到着しました。JR西日本金沢支社によりますと、11日はサンダーバードやしらさぎなど特急あわせて25本の運休が決まっています。 このあと冬型は緩む見込みですが、気圧の谷や寒気の影響で県内は大気の状態が非常に不安定になりそうです。気象台では、大雪による交通障害に注意、警戒を、落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。
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