日本の小惑星探査機「はやぶさ2」が地球に届けたカプセルから、探査した小惑星リュウグウの黒い砂粒が見つかった。宇宙航空研究開発機構(
はやぶさ2は、19年2月と7月の2回にわたって、リュウグウの地表への着地に成功。カプセルには、その際に舞い上がった石や砂などの試料が入っているとみられていた。JAXAによると、カプセルは2層構造で、試料を収める小箱の外側にある容器の底に黒い砂粒が付着していた。量は不明だが、目視できるほどで、初代よりもかなり多く採取できた可能性が高い。
JAXAは今後、採取量などを詳しく調べる。半年かけて試料の色や形、大きさなどを記録したうえ、全国の大学・研究機関で来年6月頃に詳細な分析を始める予定だ。
リュウグウの試料には、生命の材料となる有機物や水が含まれているとみられており、分析によって、太陽系の歴史や生命の起源の手がかりが得られることが期待されている。
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