玄海原子力発電所の周辺に住む人を対象に佐賀県が配布している、原発事故の際の甲状腺被ばくを抑えるヨウ素剤の受け取りが、今月から新たに一部の薬局でも始まっています。
ヨウ素剤は原発などで事故が起きた場合、のどにある甲状腺の被ばくを防ぐために服用する薬です。
事前配布の対象は、玄海町の玄海原発から5キロ圏内に住むすべての住民で、これまでは医師や薬剤師が参加する説明会に出席するか、郵送を申し込めば受け取りが可能でした。
これについて県は、今月18日から新たに一部の薬局でも受け取りが可能となるよう選択肢を増やしています。
対象は何らかの事情で郵送の受け取りができない人で、唐津市と玄海町にあるあわせて14の薬局で、店舗で薬剤師による問診と説明を受けたあと受け取ることができます。
ヨウ素剤の配布は原則として40歳未満の人を対象としていますが、40歳以上であっても5キロ圏内に住んでいて希望する人には配布するとしています。
県医務課は「郵送でも薬局でも、なるべく多くの人に都合のよい方法で受け取ってもらえる環境を整えたい」と話しています。
からの記事と詳細 ( 県配布のヨウ素剤 一部の薬局でも受け取り可能に|NHK 佐賀県の ... - nhk.or.jp )
https://ift.tt/sE6iSmX
No comments:
Post a Comment